旧東横線桜木町駅舎を改装したアートスペース「創造空間9001」で、12月24日から30日まで、アマチュア写真家Ray(オチアイレイ)さんによる初写真展「横濱DOLLS」が開催される。
同展では、横浜を舞台に、女性たちをあたかも人形のように撮影した、なじみ深い横浜の風景を非日常に塗り替えて見せる一風変わったポートレート写真を展示する。
「普通の人でも、人形になることで普通ではなくなる」というコンセプトにより、モデルとなった女性を一方的に撮影させてもらうのではなく、モデルと一緒に写真を作るという共同作品を目指し、人づてやネット上でのモデル探しは難航したが、協力してくれたモデルたちと半年かけて横浜中を周り撮影したという。
メーンの写真50点と、その他100点ほどの写真の展示のほか、展示作品などを収めた図録CD-Rやフォトカードなども販売する。
「誰もが見たことがある場所なのだけれど『人形』がいることでちょっと違って見える、非日常な横浜の景色を楽しんでいただければと思います。また、会場を一歩出れば、写真に撮った場所がある。そんな感覚もぜひ実感してみてください。僕自身は、野毛や日の出町の昔ながらの雰囲気が好きでした。」とRayさん。
会場では、苑武れむさん、mikoさん、山本コウイチさん、小林久人さん、bibi さん、masami*shiseiさんらによる「横浜写真博覧会『駅スポ(EXPO)'08』」も同時開催される。