パソコン製造・販売メーカーの工人舎(横浜市中区長者町5)は12月22日、バッグメーカーのキタムラ(横浜市中区中区元町4)と共同で、「ハマトラ」をコンセプトに企画・開発したパソコンバッグと小型パソコンのセット「ヨコハマモバイルスタイル」を発表した。
バッグの種類は「ハンドバッグタイプ」と「インナーポーチタイプ」の2種。ハンドバッグタイプは、ピンクステッチを施したベージュ色のシュリンク加工の牛革製の本格的なハンドバッグ。キタムラのKマークが入ったハート型キーチェーンが付属で付く。インナーポーチタイプは、横浜をイメージした紺と白のコンビネーションで、ナイロン生地と牛革製。どちらも、内側には「KOJINSHA / Kitamura」のダブルネームロゴが入っている。
パソコンは、タッチパネル付き7インチワイド液晶を搭載した小型モバイルノートPCで、ワンセグ放送にも対応。標準モデルの重さは789グラム。世界初のGPSモジュールを内蔵したGPS搭載モデル、Office搭載モデルも用意されている。
「ヨコハマモバイルスタイル」は、SCシリーズのGPSモジュール搭載の有無やカラーバリエーションを合わせて8種類をラインアップ。価格は89,800円~109,800円。
ヨコハマらしく新しいが、流行に左右されない「ハマトラ」がコンセプトで、デジタルスタイルを提案する工人舎と、横浜元町に本店を持つ1882年創業のブランド「キタムラ」による、新しいモバイルスタイルを提唱する試みとして商品化された。両社は、商品の発売を通して、2009年に開港150周年を迎える横浜から、これからの新しい「ヨコハマ・トラッド・スタイル」を提案していくという。