横浜プロモーション推進事業本部は10月27日、昨年11月から今年2月にかけて実施した「横浜市観光客動態調査」の調査結果を発表した。調査対象は横浜への来訪者1.336人(観光客約1.010人、コンベンション客約326人)で、聞き取りアンケート調査で来訪の主目的、宿泊の有無、市内での立寄先、情報源などを調査した。調査によると、来訪の主な目的は「ショッピング」が28.6%、「食事」が18.9%、「遊園地・レジャー施設訪問」が12.1%、「スポーツ観戦」が10.2%と多岐に亘り、日帰り率は観光客が95.6%、コンベンション客が59.8%となった。来訪時の同行者は、観光客では「2人」が53.4%と過半数を占め、その属性は「家族」が37.2%でトップ、以下「友人・知人」、「カップル」が約30%という結果だった。観光客の市内各地区の立寄率は、みなとみらい21地区が39.4%と最も高く、以下山下公園・中華街地区36.6%、横浜駅周辺地区26.6%となった。横浜訪問のきっかけとなった情報源は「家族・知人の話」が34.3%、「新聞・雑誌」が31.3%、「テレビ・ラジオ」が16.2%となり、口コミ情報が最も多い結果となった。今回の調査のデータはみなとみらい線開通前のもので、今年度も同時期(11月~2月)に観光客の来訪満足度等を加えた調査を実施する予定。横浜プロモーション推進事業本部