霧笛楼 仏蘭西菓子店(横浜市中区元町2)は、バレンタインに合わせ、可愛らしさと上品さを演出する「フェミニン・ハート」をテーマにしたチョコレート商品を限定発売している。
今年の新作は、女性に人気の「黒酢」や「白バルサミコ酢」を使用したボンボンショコラ「Bluff Memories(ブラフメモリー)」。同商品は、純米黒酢の老舗・鹿児島坂元醸造の黒酢を使用して作った黒酢チョコレートと、フランス シャルボノー・ブラバン社のホワイトバルサミコを使用したバルサミコチョコレートを、白黒のオセロに見立ててギフトボックスに詰め合わせたもの。ビネガーの持つまろやかな香りとオレンジピールのアクセントが特徴。パッケージには山手80番館に展示されている色鮮やかなタイル柄を取り入れている。価格は「バルサミック・ブラン(バルサミコボンボン5個入)」=1,575円、「ビネーグル・ブリュン(黒酢ボンボン5個入)」=1,575円、「オセロ・ドゥ・ショコラ(バルサミコボンボン5個+黒酢ボンボン5個入)」=3,150円。
ほかにも、横濱元町発祥の煉瓦(れんが)に見立てた霧笛楼オリジナルの新感覚フォンダンショコラ「横濱煉瓦(よこはまれんが)」、コニャックの風味を効かせたシルクのような食感の繊細生チョコレート「モトマチの石畳」、キャラメルやフランボワーズなどを詰めた一口サイズのボンボンショコラ「Bluff Memories(ブラフメモリー)」などのチョコレート商品と、昨年の発売以来話題のホップとカカオマスを発酵させたチョコレート発泡酒「クリオロ・エール」(販売取扱店限定)を用意。通常パッケージに加えてバレンタイン特別パッケージも選べる。販売は、通販サイトで2月10日、直営店は2月14日まで。
霧笛楼バレンタイン商品担当者は「今年のテーマは『フェミニン・ハート』。シックな霧笛楼の通常パッケージとは対照的な、女性らしいハートモチーフのデザインパッケージをご用意しました。また今年が横浜開港150周年記念の年ということもあり、各方面から『昔ながらの』『創業当時のレシピのお菓子を』というリクエストをたくさんいただきました。それらのお声を反映して、今年の霧笛楼のチョコレートも基本に返り、戦後日本の若きパティシエたちがヨーロッパで修行し持ち帰ったようなベーシックな『ボンボンショコラ』が生まれました」と話している。