横浜市開港記念会館(中区本町1)1号室で2月11日、大阪のアートプロジェクト実践者を招いたトークイベント「第5回 アートの現場-見る、聞く、つくる-関西の現場から」が開催される。
ゲストに、大阪・新世界地区で芸術と社会をつなぎ、まちの中に創造活動の場を開拓していくアートプロジェクト「ブレーカープロジェクト」の企画のほか、アートNPO「remo(記録と表現とメディアのための組織)」の理事として活動する雨森信さん、大阪市主催の「現代芸術創造事業」により発足し、イベントやインターネットによる情報発信などでアート活動を支援するスペース「築港ARC」チーフディレクターのアサダワタルさん、大阪市港区の築港赤レンガ倉庫でのアートプロジェクトから発展し、芸術環境の整備を目指すNPO法人「大阪アーツアポリア」代表の中西美穂さんの3人を迎える。参加者の事前質問をもとに、アートの場づくりや、アートとまちとのかかわりのほか、横浜のアートシーンの現状などについて考える。
桜木町にアトリエを構える非営利アートグループ「ART LAB OVA」代表で、毎回トークの聞き手を務める蔭山ヅルさんは「それぞれのプレゼンはもとより、大阪を中心に活動する講師陣3団体が団結して、関西ノリの独断と偏見の大阪アートプレゼンを企画してくれています」と話す。
開催時間は13時~16時。参加費無料(要申込み)。参加者には、ブレーカープロジェクト、築港ARC、大阪アーツアポリアの資料や、大阪アートガイドマップを配布する。次回第6回は、3月20日に「東北の現場から」としてキュレーターなどを招く。