横浜赤レンガ倉庫を発着地点に2月22日、「横浜国際女子駅伝 FINAL」が開催される。
大会は海外から6チーム、日本ナショナルチーム、神奈川選抜、国内6地域からの選抜の合計14チームが参加。赤レンガ倉庫を発着点とし、八景島シーパラダイスまでを往復する市内42.195キロメートルの駅伝コースで競われる。日本ナショナルチームには、1,500メートルの日本記録保持者の小林祐梨子さん(千葉・豊田自動織機)、2009年大阪国際女子マラソン優勝の渋井陽子さん(東京・三井住友海上)ら7人が参加する。スタートは12時10分。
大会のサブイベントとして、市民参加による「ミニ駅伝」も開催。市内の小学生5人1組のチーム20チームが、横浜赤レンガ倉庫を発着地点に新港地区を周回する5kmのコースで競う。スターターは、人気キャラクターのアンパンマン&ばいきんまんが務める。そのほか、ヨコハマ大道芸も披露され、ストリートダンスとアクロバットを融合させたパフォーマンス集団「POWER BOOMD」、コメディ・ジャグリングなどを展開するニューヨーク出身の「デビット・ラムゼイ」が登場するほか、現役陸上選手4名による指導のもとで陸上の基礎について学べる「キッズアスレチック」も予定されている。
世界の女子長距離・マラソン選手育成と国際親善を目的にスタートした横浜国際女子駅伝は27回目を迎える今年で幕を閉じる。同駅伝は1983年に始まり、過去に高橋尚子さん(積水化学)や野口みずきさん(グロ-バリー)などのオリンピックや世界大会のメダリスト46人を輩出したという。今年11月横浜市で「横浜国際女子マラソン」が開設されることなどから、今大会で終了することとなった。今年の大会イメージソングは、FUNKY MONKEY BABYSによる「桜」。
横浜国際女子駅伝事務局の担当者は「横浜国際女子駅伝は、今年で27年の歴史に幕を閉じます。北京五輪女子マラソン金メダリストのディタ選手と大阪国際女子マラソン優勝の渋井陽子をはじめとする日本と世界の女子トップアスリートが競い合う場面は必見です。当日は、赤レンガ倉庫でも大道芸や横浜市消防音楽隊などのさまざまなイベントもありますので、ぜひ応援しに遊びに来てください」と話している。