ランドマークプラザ4階の期間限定アーティストグッズショップ「横浜湘南つくり人Jam」で、テキスタイルグッズ展「さかなの一週間」と「シルバーアクセサリーamphibian(アンフィビアン)」の展示販売が行われている。
「横浜湘南つくり人Jam」は横浜・湘南地区で活動する作家数名で空間を共有し、1会期2か月程度でローテーションを組み、作品を展示販売している。作家が期間中に接客に立つこともある。運営はコレクション(本社=東京都江東区)。
現在は、テキスタイルデザイナーの田子いづみさんによる、魚をモチーフにした照明やテキスタイルグッズの「さかなの一週間」展と、「シルバーアクセサリーamphibian(アンフィビアン)」の展示販売が行われている。
田子いづみさんは横浜に住んで5年目のテキスタイルデザイナー。沖縄・座間味島でスキューバダイビングをしたことから、カラフルでユニークな魚をモチーフに作品を制作し始めたという。ランドマークタワー内で行われた昨年秋のアートフェア「横浜湘南つくり人マーケット」への参加をきっかけに出店した。和紙で実在の魚をアレンジした「さかなのあかり」(16,000円)、オリジナルで染めた生地をウニの仲間のタコノマクラ型に縫製した「たこのまくらのクッション」(6,090円)、プラスチックのモビール(800円~1,500円)、イラスト入りのポストカード(200円~500円)などを展示販売している。
田子さんは「これまで各地のクラフトデザインフェアに参加していますが、横浜はお客さんの層が幅広いと思います。ホテルやコンベンション会場が近くにあることで、国内では鹿児島、新潟からのお客様や、遠くはタスマニア、メキシコのお客様にも作品を気に入って頂きました」と話す。
「amphibian」の佐々木将幸さんはヤモリ、チョウなど両生類や生き物をモチーフに、樹脂や異素材とシルバーを組み合わせたアクセサリーを展開するクラフトデザイナー。市内に工房を構え、彫金、ワックスモデリング教室なども開催している。「普段はネット展開もしていますが、ブランド志向の強い都心エリアの店舗で成功することが自信につながると思います」と話している。
「さかなの一週間」は3月31日まで、「シルバーアクセサリーamphibian」展は28日でいったん終了し、4月1日~5月31日にハンドメイドアクセサリー工房「ロボ工房」とのジョイント展示を予定している。