BankART Studio NYK（横浜市中区海岸通）で、有志の大学生・専門学生が合同で卒業制作作品を展示する「TETSUSON （てつそん）2009」展が開催されている。

　「TETSUSON」は、国内の大学と韓国などのデザイン・アート・建築学部に所属する学生が、学校の枠を越えて卒業制作作品を持ち寄り実施している合同卒業展。学生たちが展示の資金調達から現場の企画運営まで行っている。開催は今年で9回目。

　参加大学は、東北芸術工科大学、新潟国際自動車大学校、長岡造形大学、筑波大学、千葉大学、日本工学院専門学校、中央大学、東京工芸大学、東京コミュニケーションアート専門学校、東京デザイナー学院、日本大学、法政大学、織田ファッション専門学校、お茶の水女子大学、学習院大学、慶応義塾大学、工学院大学、大東文化大学、横浜美術短期大学、名古屋造形大学、京都府立大学、神戸芸術工科大学、大阪文化服装学院、山口県立大学、徳山工業高等専門学校、熊本大学、Hongik University、JoongAng University、Kaewon School Art and Design、Kook Min University、Konkuk University、Kyung Won University、SoongSil University、Chung Age University の34校から67作品、86人の学生が参加している。今年のテーマは「LOOK」。

　また、同時期にBankART NYKで「武蔵工業大学 小池研究室×専修大学 上平研究室 合同卒業研究展『TAKE OFF』」展も開催している。ユーザー視点に立ったネットワーク、プロダクトデザインの小池研究室と、アプリケーション開発などの情報デザインに取り組む上平研究室の学生研究を合同展示している。

　「TETSUSON2009」はBankART Studio NYK1階・BankART Mini Gallery2階、3階で11時30分～19時（最終日は15時まで）。

　「TAKE OFF」はBankART Studio NYK 1階とNYKホール11時30分～19時（最終日は17時まで）。いずれも8日まで、入場無料。