子育て支援コミュニティ横浜実行委員会(今井嘉江実行委員長)は3月13日、横浜にぎわい座「のげシャーレ」(横浜市中区野毛)で、フォーラム「つながりつくって、子育てEnjoy!」を開催する。
フォーラムでは、中区・西区で子育て中の母親らが「地域SNSと子育て、まちづくり」をテーマにパネルディスカッションを行うほか、実際に地域SNSを活用して人とのつながりを広げた事例や「ハマハグ」など横浜市の子育て支援サービスの紹介、実行委員会の活動成果報告などが行われる。
同実行委員会は、横浜の地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「ハマっち!」や携帯メールなどの情報通信技術(ICT)を子育て支援に活用し、育児中の親を地域で支える仕組みを調査・研究する事業に取り組んでいる。
事業は、文部科学省が全国18の地域SNS運営団体などに「地域SNSを活用した家庭教育支援に係る調査研究事業」として委託しているもの。
横浜では、携帯メールを活用した子育て支援情報の配信を行っているNPO法人シャーロック・ホームズや、「ハマっち!」を運営するY150市民参加プラットフォーム推進委員会のメンバーなどの市民有志による実行委員会の提案が採択され、子育てに役立つ場所やサービスを地域SNSのコミュニティ地図に記録する活動や、SNSの掲示板機能を使った情報交換のほか、オフ会を定期的に開いて交流の輪を広げてきた。
同実行委員会の今井嘉江実行委員長は「ほんの少し勇気を出して、いつもと違う地域のつながりを作ってみませんか。親が視野を広げることで、子どもを育てる時間を楽しむことができるかもしれません」と、参加を呼びかけている。
フォーラム開催は10時30分から。参加費無料(子どもの同伴も可)。