日本丸メモリアルパーク(横浜市西区みなとみらい2)で、3月20日、21日、22日の3日間、初心者対象の「シーカヤック講座」が開催されている。
横浜でシーカヤック体験を楽しみながら参加者に環境への関心を高めてもらい、海や川を通しての地域活性化の促進を目的とする講座は午前の部と午後の部があり、日本丸メモリアルパークで約2時間半のシーカヤック講座を行い、その後、シーカヤックの第一人者であり海洋ジャーナリストの内田正洋さんによる「シーカヤックの歴史と文化」についての講座を行う。
開催は、NPO法人横浜シーフレンズ(横浜市中区海岸通4)の協力のもとで実現した、横浜水辺のまちづくり協議会(仮称)と野毛のまちづくりなどに取り組む横浜未来街づくり(桜木町1)による合同企画。
同講座は4月以降も開催を予定しており、6月2日には開港150周年を記念して、海上で150艇のカヤックを利用したイベント、さらに7月の「海フェスタよこはま」でのパレードを計画している。
横浜未来街づくり株式会社の沖浦公隆さんは「日本は海洋国家だが、海と親しむ文化はまだそれほど浸透していない。横浜らしさのシンボルである『港』をはじめ海や河川などの『水辺』は大切な地域資源。これから横浜をはじめとした大都会で、このようなイベントをさらに増やしてまちづくりを進めてゆければ」と話している。
講座の参加費は4,000円(半日)。定員は各10名。問い合わせはサウスウインド(TEL 045-222-1322)まで。海況により変更・中止あり。