クリエーター活動の支援を行うアート中間支援NPOの「クリエイティブクラス
ター」は3月27日、日本大通りの創造拠点「ZAIM」(横浜市中区日本大通34)で「ドラびでお ~ 一楽儀光によるサウンドアート×メディアアートパフォーマンス」を開催する。
同イベントは、2004年に活動を開始したクリエイティブクラスターの法人化を記念し、音・メディア・エンターテインメントを融合したクリエーティブのデモンストレーションシリーズの第1弾として行うもの。
「ドラびでお」はドラマーの一楽儀光さんによるソロ・ユニットで、ドラムセットを巨大なビデオデッキとして使用し映像をコントロールするパフォーマンスで、国内外のロックフェス、ジャズフェス、映画祭、芸術祭などで好評を博している。2005年にはラフォーレグランバザールのCMキャラクターとしてパフォーマンスともに起用された一方、アルス・エレクトロニカ(オーストリア)で、その年最も優れたデジタル作品として表彰を受けている。2007年には「ベネチアビエンナーレ」(イタリア)、2008年8月には「サラゴサ万国博覧会」(スペイン)に参加している。
イベントの音響は、ZAIMに拠点を置く「On-COOプロジェクト」と田口製作所(横浜市泉区)が協力する。
同NPO法人の岡田智博理事長は「その極限さ故に間近に触れる機会が少ない『ドラびでお』の世界をこの3月末をもって活用が停止するZAIMホールという空間とインターナルなデモンストレーションという限定性から生み出される特別な機会で、みなさまに御評価いただきたい」と話している。
開催時間は20時30分~22時。参加費は当日2,500円、予約・前売り2,000円(限定デモンストレーションとして当日受付で登録が必要)。