横浜市共創推進事業本部は3月30日、「ヨコハマから日本を、地域を元気にする!」をテーマに「共創オープンフォーラム・ヨコハマ」を横浜市開港記念会館(横浜市中区本町1)で開催する。
同フォーラムは、民間と行政の議論と交流の場を創出することで、異なる視点や価値観から革新的なアイデアを生みだし、相互理解の上で社会的課題を議論することを目指し、約200人の民間企業、NPO、大学関係者、公益団体、横浜市職員が参加して昨年7月より開催されている。
フォーラムでは、主催者を代表して中田宏横浜市長があいさつ。楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史さんと、野田由美子横浜市副市長の講演を行う。
また、これまで、「公有資産利活用におけるPPP」、「国際戦略におけるシティープロモーション」、「エリアマネジメントによる地域活性化」などのテーマで議論を重ねてきた、共創フォーラムメンバーによるパネルディスカッションを行う。フォーラム終了後に、BankART Studio NYK(中区海岸通3)で懇親会も行われる。
市の共創推進事業本部は、行政と民間が「共に創る(共創)」という考え方に基づき、互いの知恵を出し合って新たな事業機会をつくることで、経済の活性化と効率的で質の高いサービス提供につなげていくことを目的に、昨年4月に設置された。市役所内に「共創フロント」という窓口を設置し、民間企業・法人からの相談・提案を受け付けている。
横浜市は、昨年11月に楽天から「共創フロント」へ提案があった連携事業を共創プロジェクト事業化第4号として推進していくことを決定している。
共創推進事業本部の杉山昇太さんは「今回のフォーラムは、自治体として積極的に民間との連携を進めるために立ちあげた共創推進事業本部の1年間の取り組みを、市民の皆さんにお披露目するもの。楽天の三木谷社長からも、不景気を打ち破るような元気の出るお話をいただける予定。ぜひ多くの市民の皆さんにご来場いただきたい」と話している。
共創フォーラムの開催時間は15時30分~18時。参加費は無料。懇親会は18時15分開始で参加費1,500円(飲食付き)。