赤レンガでミュージカル「ヨコハマ ヴァンパイア」-昔のゲーテ座が舞台

ミュージカル「ヨコハマ ヴァンパイア」の稽古風景

ミュージカル「ヨコハマ ヴァンパイア」の稽古風景

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 横浜赤レンガ倉庫1号館ホール(横浜市中区新港1)で4月10日と11日、横浜開港150周年を記念し横浜を舞台とするミュージカル「ヨコハマ ヴァンパイア~もうひとつのゲーテ座物語~」が上演される。

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 物語は、ヴァンパイアがペリーの黒船で150年前の横浜村にやってくるというストーリーの、開港時から現代につながる愛のミュージカル。かつて本町通りにあった「ゲーテ座」の地下室が舞台。今回は、応募者50人の中から女性出演者5人を登用。ヘンリー役を高橋広司さん(文学座)、はな役を田口愛さんが演じる。

 作・脚本・演出は、五大路子さん主演「赤い靴の少女・母かよの物語(2008)」演出のほか、多数の作品を手掛けている畑圭之助さん。振付は、1994年に新人奨励賞を受賞し、その後も活躍の場を広げるフラメンコダンサーの箆津弘順(のつこうじゅん)さん。制作は物語りの巣舎。横浜に根ざした演劇を目指す「ハタステージングオフィス」(横浜市中区伊勢佐木町1)が、開港時から異文化の窓口であった横浜ならではの作品をつくろうと企画・制作したもの。

 代表の畑圭之助さんは「今回の作品は、ヴァンパイアとして生きる事を運命付けられ、苦悩と葛藤を繰り返す主人公が、やがて真実の愛を見つけるが、その後、別れの時が訪れる。しかし、愛する人を想う強い気持ちが、再会へと導いて行くというストーリー。今後もこの作品では、若い演劇人の登竜門となる完成度の高い舞台を目指し、毎年出演者オーディションを行う方向でいる」と話している。

 開演は4月10日=19時、11日=13時30分と18時。前売り=4,500円、当日=4,800円。問い合わせは、ハタステージングオフィス(TEL 045-261-1678)まで。

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