市庁前に「広告付きバス停留所上屋」第1号完成

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市営バス停留所「市庁前」に「広告付きバス停留所上屋」の第1号が4日、完成し利用が開始された。民間活力を導入して停留所上屋の整備、維持管理を行うもので、公営交通事業者として導入するのは、日本で横浜市が初めてとなる。横浜市と契約したエムシードゥコー株式会社(本社 東京都千代田区)が、バス停留所に広告板のついた上屋を設置し、得られる広告料収入により、バス停留所上屋の整備、維持管理を行う。市の経費負担はない。年内に関内地区10基、洋光台駅前4基を整備。来年3月までの試験設置期間にアンケートや安全性の検証を行う。検証結果の課題を整理し、来年度以降、2年間で150基の上屋整備を目標とし、その後、事業の効果を検証したうえで、最大500基を目標に整備を進める計画。エムシードゥコー社は、都市景観に配慮したストリートファニチャー整備事業者のジェーシードゥコー株式会社(本社 フランス)が、三菱商事との合弁により設立した都市景観事業会社。ジェーシードゥコー社は、37カ国、1,400都市で今回横浜市が導入したものと同様の事業を展開している。市は、外部委員による「バス停留所上屋広告物検討会」を設置し、横浜の景観にあう「横浜らしい広告」を審査する。

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同委員会の委員は以下のとおり。
・岩村 和夫 武蔵工業大学教授
・山崎 洋子 作家
・田村 美幸 景観評論家
・イサオ マツノ クリエイティブディレクター
・国吉 直行 横浜市都市計画局上席調査役横浜市交通局

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