開港5都市の高校生が横浜・函館で野外劇「トゥーランドット」

2008年「トゥーランドット」公演の様子

2008年「トゥーランドット」公演の様子

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 横浜市青少年交流センター(横浜市西区老松町、TEL 045-241-0673)で4月12日、開港5都市の高校生などとプロの俳優・演出家で公演する野外劇プログラム「トゥーランドット2009」 の企画説明会が開催される。

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 企画は、演劇に関心のある高校生が出演者となり、劇団ルームルーデンスを主宰する演出家の田辺久弥さんによる演出のもと、プッチーニ原作の戯曲「トゥーランドット」を上演するというエデュケーションプログラム。2004年に横浜市高等学校演劇連盟の主催ではじまり、今年で5回目となる。

 今年は、開港5都市(函館・新潟・長崎・神戸・横浜)の学生が集まり、寝食を共にしながら12日間という短期間でレベルの高い演劇作品を作り上げ、横浜公演・函館公演を実施する。横浜公演は、NPO法人ミニシティ・プラスとの共催により、8月8日と9日に「こどものまちEXPO(minicityEXPO)~in Yokohama2009」の開催に合わせ大さん橋ホールで、函館公演は、8月12日と13日に五稜郭跡野外劇特設会場で行われる。

 群集劇「トゥーランドット」は、野外劇を体感することのできる空間で公演。これまでに、BankArt1929馬車道ホール(2004年)、神奈川県立横浜桜陽高校大階段(2005年)、Baysideコンテナ劇場(2007年)、横浜ビジネスパークベリーニの丘(2008年)で開催してきた。

 今回の開催にあたり、4月上旬より、函館市、新潟市、長崎市、神戸市で説明会を実施し、各地の中・高校生やOB・OGらに参加を呼びかけてきた。

 トゥーランドット実行委員会代表の田辺久弥さんは「5回目を迎え、横浜の演劇部の生徒にはかなり浸透してきたが、学校の演劇活動などで忙しく実際に参加する生徒はまだ一部にすぎない。今年は開港5都市間での開催で、学校や部活という枠を超えた地域をまたいだ初の大きな公演。ぜひ勇気をもって参加してほしい。ぜひこの機会を大切にしてもらえれば」と呼び掛けている。

 説明会会場は横浜市青少年交流センター5階。13時より。

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