横浜の「トイレ情報」をWEBマップで提供開始―NPOが運営

開国博Y150ベイサイドエリアのトイレマップ(Check A Toilet ユニバーサルデザイントイレマップより)

開国博Y150ベイサイドエリアのトイレマップ(Check A Toilet ユニバーサルデザイントイレマップより)

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 全国版の多機能トイレ検索サイト「Check A Toilet」を運営するNPO法人Check(東京都世田谷区)は、横浜のトイレの情報をインターネットで提供する事業を開始した。

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 同事業は、車いすの方、高齢者、子ども連れの家族や一般の観光客に、外出先のトイレ情報を提供することで、安心して観光できるようにすることを目的に、通常のトイレのほかに、車いす対応型トイレ、ベビーシート・授乳室などがある多機能トイレの情報を集めて提供するもの。

 対象地区は、開国博Y150ベイサイドエリア、みなとみらい21地区、元町・中華街、山手、関内・伊勢佐木町、横浜駅、よこはま動物園ズーラシア地区。集めたトイレ情報は、「Check A Toilet」のPC・携帯サイトの特設ページなどを通じて提供する。

 事業は、横浜への来訪者増を目的に観光関連の企業や施設などが連携する「横浜観光プロモーションフォーラム」にから「横浜開港150周年記念 横浜観光ユニバーサルデザイントイレマップの作成」事業として認定されており、同フォーラムに参加する約220社の会員企業や、施設事業者などにトイレ情報の提供を呼びかけている。

 同NPO法人の金子健二代表理事は「以前、旅行会社で手配の仕事をしていた際に、車いすの方などにとって、休憩所などの多機能トイレ情報はとても大切なことと感じた。日本はまだ情報が不足しがちなのでデータベースを蓄積していきたい。今回の横浜版はその一環でもある」と話している。

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