横浜で唯一の地ビール醸造所の「横浜ビール」(横浜市中区住吉町6)と、アイリッシュパブ「グリーンシープ」(西区南幸2)は5月25日、限定醸造ビール「グリーンフレッシュ」の発売を開始した。
「グリーンフレッシュ」は、アメリカ産のカスケードホップを使用。通常のビールに比べ5倍のホップを使っている。グレープフルーツのような柑橘系の香りと後に続く苦味のインパクトが特徴。「グリーンシープ」と、横浜ビールの工場直営のビアパブ「ピボバル横浜」(中区住吉町6)で飲むことができる。
同ビールは、横浜ビール醸造長の鈴木真也さんとグリーンシープ店長の渡辺陽介さんが意見を出し合い「夏に向けて、すっきりしているけど、苦味も感じられる」オリジナルビールをつくりたいと開発されたコラボレーション第2弾。生産は限定1,000リットルで、なくなりしだい販売終了となる。昨年12月に、第1弾として開発した「オリジナルエール」は、ビール愛好家の間で口コミで話題になり、2カ月で完売したという。
「グリーンシープ」を経営するフードコミュニケーション(西区南幸2)の入交功社長は、「以前から、店で販売する商品を、ものづくりの段階から生産者と一緒に検討したいと思っていたが、横浜ビールさんといい形でコラボができた」と話す。
また同じ25日、横浜ビールは、カリフォルニア産オレンジを使用した限定醸造のフルーツエール「ピクシー」の発売も開始した。「ピボバル横浜」で飲めるほか、6月下旬からはビン売りも予定している。
グリーンシープの営業時間は、日~木=17時30分~2時、金・土・祝日前=17時30分~5時。