横浜公園(横浜市中区横浜公園)で5月27日より、開港記念の恒例行事「第78回横浜開港記念バザー」が開催される。
同バザーは、1920年から横浜の開港を記念する「横浜みなと祭り」の一環として行われており、横浜の初夏を彩る風物詩として親しまれている。福祉の増進、緑化への寄与を目的とし、参加者から集めるチャリティー寄付を社会福祉事業や市内緑化関連の整備資金などに役立てる。昨年は約46万人の動員があった。今年は7日間で70万人の参加を見込んでいる。
会場には、衣料品や雑貨、陶器、海産品の出店ほか、地元かながわの物産品をあつめた「かながわ物産展」、横浜市内の植木商が草花の苗木や盆栽、庭木等の販売をする「植木市コーナー」、「縁日コーナー」など約240店舗のブースが並ぶ。
また、横浜商工会議所による横浜開港150周年事業「ヨコハマブランド結集事業」として、魅力ある商品などの地域資源を紹介するほか、市内18区の物語を取りまとめた冊子「横浜18物語」の配布や、物語にちなんだ観光ルートの紹介も行われる。
神奈川県政策部の臼井孝之さんは「昨年度大盛況だった横浜開港記念バザーに、4年連続で『やまなみグッズ』が出店します。これは、神奈川県の水源地域の素材や自然の恵みを活かして生まれた商品の数々で、食品、工芸品、お酒など。水源地域の特産品を間近にできる絶好の機会となります。また手動の組み紐機による組み紐づくりを無料で体験することができます」と話す。
開催時間は10時~19時。6月2日まで。