横浜ワールドポーターズ1階でハワイアンロコスイーツ「マラサダ」を販売するドーナツ店「レナーズ(Leonard's)」(横浜市中区新港2、TEL 045-222-2172)が人気を呼んでいる。
同店は、2008年12月に出店した、ポルトガル風の揚げパンドーナツを販売するハワイの定番スイーツ「マラサダ」専門店。商品はシュガー、シナモンの2種類で価格はいずれも150円。テイクアウトか店舗横のフリースペースで揚げたてドーナツを味わうことができる。
開店当初から、ドーナツの素朴な味わいとふわふわで弾力性のある独特の食感が話題を呼び、TV番組で紹介されたこともあり、ますますその人気が高まっている。現在、多いときは土日で3,000個に及ぶ売上げで、行列が店舗外に伸びるほどだという。新メニューが期待される中で、あらたな商品メニューの開発を念頭に置きながらも、本場ハワイの路線を大切にした日本流の「マラサダ文化」を横浜に浸透すべく営業している。
レナーズ横浜店、店長の木下義彬さんは「おかげさまで横浜開港150周年を祝う観光客の方をはじめ、お子さまからご年配の方まで毎日たくさんのマラサダファンがいらっしゃいます。最近では、平日と土日の売れ行きが同じ時も。店頭に飾るレナーズグッズも好評で、よくお客様から販売してほしいとの声を頂きます。スタッフ一同、笑顔で皆さんをお迎えしますので是非お立ち寄りください」と話す。
「レナーズ」は1952年創業の老舗のベーカリー。ポルトガル生まれの揚げパン菓子が、同国からハワイへの移住者により伝えられ、今ではハワイで「レナーズといえばマラサダ、マラサダといえばレナーズ」と呼ばれる地元の人気店。毎年横浜で開催されるハワイイ・フェスティバルなどで、ハワイ文化が浸透していることや、ハワイを連想させる海が身近にある立地条件であることから、横浜のみなとみらい地区に海外初進出、日本第1号店を構えたとのこと。
営業時間は10時30分~21時。