横浜市中区の日本大通りで6月6日と7日、横浜開港150周年を記念し、歴史に触れるイベント「中区開港ルネッサンス」が開催される。
イベントは「日本大通りがタイムマシンになる!」をテーマに、日本大通りを幕末、明治、大正、昭和、現代・未来と5つのゾーンに分け、それぞれの時代にちなんだ展示や企画、飲食の販売ブースなどを行うもの。
明治ゾーンでは、横浜発祥のアイス「あいすくりん」の販売、ざんぎりヘアーの展示、昭和ゾーンでは昔の遊びの紹介や街頭テレビで昭和30年代の横浜の映像を上映するほか、横浜都市発展記念館と横浜ユーラシア文化館が共同で「昭和の横浜」ブースを出店。現代・未来ゾーンでは国際支援、地球温暖化防止などの市民活動団体の活動紹介やコスプレイベントなどが行われる。
7日14時からは、ペリー来航時の曲目を再現した米海軍第7艦隊音楽隊、みなと総合高等学校吹奏楽部・バトン部、仲尾台中学校吹奏楽部などが日本大通りから象の鼻まで行進する「日本大通パレード」を行う。
また、6月2日の開港記念日にオープンしたばかりの「象の鼻パーク」では、作曲家・ギタリストの中村裕介さんらによる横浜市歌ライブのほか、仮装コンテスト、よさこい・ソーランの踊り、中国獅子舞、韓国サムルノリ、インド舞踊、ベリーダンス、ジャズなどのステージイベントが行われる。
中区役所隣のなか区民活動センター・国際交流ラウンジでも民族衣装の試着、五大陸の紅茶の試飲、アフリカの太鼓とダンスなどのステージ、京劇ワークショップ、民芸品などの物販が行なわれる。