山下町で電気自動車のバッテリー交換の実証実験を一般公開

電気自動車のバッテリー交換システム

電気自動車のバッテリー交換システム

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 次世代交通の主役として電気自動車の普及をめざしているベタープレイス・ジャパン(東京都港区)は、横浜市中区山下町で「バッテリー交換ステーション」と「バッテリー交換型電気自動車(EV)」による電気自動車のバッテリー交換の実証実験を行っている。

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 事業は環境省次世代自動車導入促進事業の一環で、実用化に向けた本格的EVバッテリー交換システムの一般公開は世界初。実証実験会場でのデモンストレーションは週末に一般公開されている。

 会場では1日6回、バッテリー交換の様子を見られるほか、バッテリー交換型EVの試乗もできる。充電スポットやバッテリー交換ステーション、充電用太陽光発電パネルなどが展示されている。

 ベタープレイスは、2007年10月にカルフォルニアで創業された環境ベンチャー企業。事業モデルは、携帯電話サービスと同様に消費者が電気自動車を利用する際に定額サービスとして契約する仕組み。自動車メーカーが電気自動車を製造し、電気自動車はベタープレイスの充電設備とバッテリー交換施設のネットワークで充電。ベタープレイスが電池を所有することで、消費者が電気自動車を買いやすく、また充電しやすくすることをめざしている。

 ベタープレイス・ジャパン事業開発本部の三村真宗本部長は「次世代交通の主役として電気自動車への注目が高まっています。最先端であるバッテリー交換式電気自動車を実際に見て、また試乗していただき、環境に優しい電気自動車システムを体感してください」と話している。

 デモンストレーションには、4月27日のオープンから5月末までに約3,000人が来場している。入場無料。公開は6月20日まで。

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