tvk(テレビ神奈川)は7月12日、世界的ミュージシャンのマイケル・ジャクソンさんを追悼する2時間の特別番組を放送する。
マイケルさんは、1958年アメリカ合衆国生まれの歌手で、ギネス・ワールド・レコードでは史上最も成功したエンターテイナーとして認定されるなど「キング・オブ・ポップ」と称されたスーパースター。6月25日にロサンゼルスの自宅で倒れて、搬送先の病院で死亡が確認された。50歳だった。
同局では「マイケル・ジャクソン 追悼特別番組『M.J. Forever And Ever』」と題し、ジャクソン・ファイブ時代から、ソロとして地位を確立したアルバム「オフ・ザ・ウォール」、前人未到の記録を打ち立てた「スリラー」、そのあとに続く「バッド」など、デビューから亡くなるまでの彼の音楽活動の足跡を追い、名曲の数々を2時間にわたり放映する。
番組ナビゲーターは、同局の洋楽カウントダウン番組「ビルボードTOP40」のVJでアメリカのミュージックシーンを追求している中村真理さん、最新の洋楽情報を紹介する「洋楽天国Monday」のMCでマイケルさんを尊敬する鈴木裕介さん。視聴者から寄せられたメッセージも番組内で紹介する。
制作部長の山崎哲央さんは、「ミュージックビデオを『プロモーションのための映像素材』から『ショートフィルムという名の映像作品』へと昇華していったのは、まさにマイケルさんの真骨頂。地上波の他局でも追悼番組は放映されるが、tvkはミュージシャンとしての彼のみに焦点を当て、その素晴らしい音楽性を再評価するための番組を制作した。彼の世界をたっぷり堪能していただきたい」と話す。
放送時間は、19時~20時55分。