本牧市民公園で「全国トンボ市民サミット」-15年ぶり横浜開催

「全国トンボ市民サミット横浜大会」のシンボルマーク

「全国トンボ市民サミット横浜大会」のシンボルマーク

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 トンボをシンボルにかかげて自然環境の大切さを考えていく「全国トンボ市民サミット横浜大会」が7月25日と26日、本牧市民公園(横浜市中区本牧三之谷59)などで開催される。

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 同サミットは、都会の自然喪失や、農村部での農薬問題、ゴルフ場開発による環境破壊が顕著になった1990年に、トンボとトンボの生息する環境の大切さを知ってもらい、いい公園やいいまちづくりを行いたいという市民らが企画して横浜で始まったもの。主催は「全国トンボ市民サミット横浜大会実行委員会」「横浜にとんぼを育てる会」「本牧市民公園とんぼ池愛護会」。横浜での開催は15年ぶり。

 25日は、市民活動による里山保全の事例や、都市のトンボの生息地を巡るツアーのほか、ロイヤルホールヨコハマ(中区山下町90)で「トンボの飛び交うまちづくり 20年目の再考」と題し、「横浜にとんぼを育てる会」のメンバーや全国の研究者などによる、パネルディスカッションが行われる(参加費4,000円)。

 26日は、本牧市民公園トンボ池で、「いいじゃん まち田んぼ・いいじゃん まちトンボ」と題し、学校田んぼの紹介や各地の事例の展示発表のほか、虫や魚、ザリガニ採りなどが行われる。参加費は無料。

 本牧市民公園は、庭球場、運動広場、プール、池などの施設を持つ公園で1969年に開園。1989年には、横浜市が中国の上海市に贈った「横浜上海友好館」のお返しとして中国庭園 「上海横浜友好園」と、本牧にたくさんいたトンボを呼び戻すために、自然の材料を使い水路などを整備し、多くのな生き物が住めるようにした「トンボ池」がつくられた。

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