横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)で7月29日、「2009国立ボリショイサーカス 横浜公演」が開幕した。
ボリショイサーカスは、1958年の初来日以来、40年以上にわたり全国規模の公演を開催している人気のロシアサーカス公団。ボリショイはロシア語で「偉大」を意味する。今年は、本場ロシアの出演者・スタッフ65人と動物40頭(馬、犬、猫、熊)が、全国15カ所を巡り華麗でダイナミックな演技を披露する。
公演プログラムは、熊の縄跳び、犬・猫のパフォーマンス、疾走する馬の上でスピート感あふれる技を繰り広げる「ジギト」など、動物たちが出演する昔ながらのオーソドックスな内容を継承したサーカス。選抜された演者による、ロシアン・バー、ジャグラー、空中ブランコ・アクロバット、高度なアクロバット演技の棒上バランス・アクト、デュオ・スパイラルなど最新の技術を駆使した内容が楽しめる。
ボリショイサーカスの中山雅順さんは「今年も大人と子供が一緒に楽しめる、ファミリーエンターテインメントの決定版といえる魅力的な内容です。ぜひボリショイサーカス会場へお越し下さい」と話す。
チケットは、S指定席=5,500円、A指定席=4,500円、B自由席=3,500円(3歳以上有料、大人・子供同一料金)。公演時間は約2時間(休憩15分)。開催は8月9日まで。問い合わせはボリショイサーカス公演本部(TEL 03-3234-7807、平日11時~17時)まで。
ボリショイサーカス団のロシア名称は、ロシア連邦サーカス公団。ロシア連邦文化省に所属する組織で、旧ソビエト連邦サーカス公団を改称して発足した国立の機関。同ロシア国立サーカスは、現在世界各国で公演を行っており、日本では「ボリショイサーカス」と呼ばれ親しまれている。ロシア連邦サーカス公団は、約8,000人のアーティスト・スタッフ、6,600頭を超える動物、約100カ所の常設・仮設劇場をもつ、世界最大のサーカス組織。