赤レンガパーク(横浜市中区新港1)で8月2日、夏の風物詩の「第48回1000万人ラジオ体操・みんなの体操祭」が開催される。
同体操祭は、1962年から「1000万人にも及ぶ人々に一斉にラジオ体操を行っていただく」という趣旨で、毎年1回開催されている恒例イベント。みんなの体操が10周年を迎える今年は、横浜開港150周年・横浜市体育協会創立80周年を記念して横浜で開催する。子どもから高齢者まで、同じ場所でともに参加でき、市民の健康・体力づくりに役立つ大会を通して、横浜から全国に「元気」を発信する。主催は、かんぽ生命保険、NHK、全国ラジオ体操連盟。
当日は、総勢8,000人の参加者が一斉に「みんなの体操」「ラジオ体操第1」「ラジオ体操第2」をおこなう。体操指導は長野信一さん、ピアノ伴奏は幅しげみさん、アトラクションの司会はトライアスリートのリサ・ステッグマイヤーさん。中田宏横浜市長も挨拶の後、参加の予定。
会場には、横浜開港150周年のマスコットキャラクター「たねまる」をはじめとする、横浜ゆかりの24のキャラクター「ホッシー」「フリ丸」「マリノスケ」やNHKキャラクター「どーもくん」NHK BSキャラクター「ななみちゃん」が登場。地元横浜の「はまこい踊り」「龍舞」によるパフォーマンスや、NHK教育TVで放映されるアニメ「忍たま乱太郎」のキャラクターショーなどのアトラクションのほか、人気キャラクターによる抽選会を実施する。
当日は会場より、NHK総合テレビ・衛星第2テレビ・ラジオ第1の生放送を予定(6時30分~45分、荒天時はラジオ第1のみ)。同日、パン パシフィック 横浜ベイホテル東急では、ラジオ体操優良団体等表彰の全国表彰式典を実施する。
CSR担当の小池久枝さんは「参加記念品の中に、抽せん番号が記載されているカードが同封されています。抽せん会ではキャラクターたちが操作し掲示された番号カードをお持ちの方に、横浜3球団やNHKのキャラクターのグッズなどをプレゼント。ぜひご参加ください」と話す。
開催時間は6時~8時で、会場は赤レンガ倉庫前広場。荒天時は、パシフィコ横浜会場(横浜市西区みなとみらい1)。当日は横浜駅東口スカイビル前より、シャトルバスを運行(5時、5時30分、5時45分)。自由参加で入場無料。
「ラジオ体操」は、1928年11月1日の7時、東京中央放送局で初放送が行われて以来、老若男女を問わず続けられている国民的フィットネス。「みんなの体操」は、1999年に国連の国際高齢者年にちなんで、「ユニバーサルデザイン」という考えのもと、年齢・性別・障がいの有無を問わず、すべての人々が楽しく安心してできる体操として考案された。