みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市西区みなとみらい5、TEL 045-633-2151)で8月2日、短編映画の日米同時刻開催映画祭「Cinelympics ! 2009 in Japan(シネリンピック)」が開催される。
同映画祭は、日米の若き映画監督とその作品を世に幅広く輩出するための一大プロジェクト。オリンピックの躍動感や世界との一体感を映画祭で再現し、クリエイターとクリエイター、クリエイターと来場者の一体感を重視した新しい形の映画祭を目指すもの。同時刻に開催される映画祭としては、世界初となるという。
第1回目となる今年は、テーマを紅白「映画」合戦と題して、日米・各国の選りすぐり作品のジャンル別対決を実施。ジャンルは「ホラー/サスペンス」「コメディ/アクション」「ヒューマン」「ロマンス」「アニメ/CG」。当日はi-Chat、Skype(スカイプ)などインターネットを活用した日米相互のトークセッションによる交流を行う。また、パーティーやSNSコミュニティなどで監督、俳優、スタッフが交流できる場も設けるという。
シネリンピックは3プログラムに分かれ、第1幕は「若手優秀クリエイターによる短編映画のガチバトル」、第2幕「ひきこもり映画監督・古新 舜監督作品夏祭り」、第3幕「クリエイティブ懇親会 with 3人の女性アーティストによる作品展示会」。
第1幕の上映作品は、結婚前のカップルを描いた「こえとっちゃ」(コメディ/アクション部門、沼澤誠監督)、ホテル建設現場の事件を追う「荒神山」(ホラー/サスペンス部門、姫嶋聖治監督)など。定員120人、入場料3,000円。時間は、10時30分~15時30分。
第2幕は、デジタルハリウッド大学院4期生・古新監督の手がけた、NHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」のヒロインに選ばれた倉科カナ主演の「koganeyuki」、人気双子アイドル中村姉妹主演の「幸せ物語」を含む短編10作品を上映するほか、受賞歴のある秘蔵作品も公開する。定員120人、入場料2,000円。時間は16時~18時。
第3幕の懇親会では、役者・スタッフ・来場者がラウンジでフリー交流。作品展示は、写真家・森脇優子さんの写真展「甘い蜜の部屋」、夜型人間アーチスト・丹羽亜里咲さんの「麦子の麦は、麦芽の麦」、イラストレーター・かむり眞澄さんの「かむりの よせ植"絵"小鉢」。定員80人、入場料1,000円。時間は18時~21時。