みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」（横浜市西区みなとみらい5、TEL 045-633-2151）は8月16日、夏を涼しく過ごす映画イベント「稲川淳二とすごす、サマー“ホラー”ナイト！」を開催する。

　公開するのは、米国アカデミー賞公認の日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア」の上映作品より選出した、ホラー、アニメーション・スリラーなど4作品。

　プログラムは、大学生が肝試しに怪談話を録音しロウソクの炎を消す「23話目」（2007年、日本）。謎めいたヒッチハイカーとの生と死をかけたゲーム「Down the Road（ヒッチハイカー）」（2007年、デンマーク）。写真が出生にまつわる秘密を暴く「The Eyes（目）」（2004年、韓国）。故郷を苦しめた軍人を前に葛藤する移民の姿を描いた「The Cleaner（清掃夫の復讐）」（2007年、イギリス）。

　特別企画として上映後、タレント・工業デザイナーとして活躍する稲川淳二さんによるトークショー「サマーホラーナイト」を実施する。稲川さんは怪談師として幅広く活動しており、全国ツアーの怪談ライブは今年17年目を迎える。

　イベント担当者は「お出かけしても、あちこちで冷房が・・・そんなヒヤッとより、背筋がゾクゾクするヒヤッとはいかがでしょうか。怪談を語らせたら右に出るものはいない、夏の風物詩、稲川淳二さんがシアターに来場。映画祭選りすぐりのこわいショートフィルムを鑑賞しながら、稲川淳二さんのトークでさらに怖さ200倍。この季節ならではのイベントをお見逃しなく」と話す。

　チケットは、前売4,000円（当日4,500円）で、開催時間は20時～22時。