横浜青年会議所は9月12日、みなとみらいマリノスタウン(横浜市西区みなとみらい6)で横浜開港150周年記念事業「Feel Yokohama 150」を開催する。
同事業は、横浜への思いを深め、一人ひとりが新たな行動をおこすきっかけをつくろうと企画されたイベント。
当日、地産地消をテーマにしたエリアでは、横浜市内の農産物や畜産物を紹介するほか、野菜スイーツ専門店のパティシエ柿沢安耶さんの講演を行う。また、親子を対象としたスポーツエリアでは、ビーチバレー選手の佐伯美香さんなどプロアスリートを講師に迎えた「マナーキッズスポーツ教室」を開催。スポーツを通じてマナーを学び、国際交流を図るプログラムとなっている。
そのほか、和太鼓演奏やダンスショーなどのパフォーマンスや、サンプラザ中野くんを迎えたトークなどのステージイベント、気球乗船や理科実験教室、竹とんぼ造りや、道志村の間伐材で作った15,000個の積み木を使って街をつくるなどの体験型イベントも開催される。
横浜青年会議所の玉置仁さんは「市民同士が一体となる楽しい場を作りたいという思いがありました。そのために体験型のブースなど市民同士がコミュニケーションをとれるエリアを設けています。こういった活動を通じて、市民の方が横浜を感じて、新たな行動をおこすきっかけとなれば、横浜をもっといい街にできると思っています」と語っている。
開催時間は13時~19時。入場は無料。
横浜青年会議所は1951年創立の社会貢献を目的に組織された青年のための団体。メンバーには20歳から40歳までの年齢制限があり、「修練」「奉仕」「友情」を基本理念に、「明るい豊かな社会を築き上げる」ことを理想として地域で活動している。
横浜開港祭実行委員会を組織し、毎年6月2日の横浜開港記念日にあわせて「横浜開港祭」を運営している。また、今年度は2万株の花による「巨大花時計」の設置のほか、まちづくり、子どもの教育などに取り組んでいる。