シルクセンター(横浜市中区山下町1)で9月25日、映像、CG、デジタル系のクリエイターやアート関係者が集まるサロンイベント「ハマクリ・イブニング Season3 Vol.48」が開催される。
「ハマクリ・イブニング 」は、「クリエイティブな事に関心のある人々がヨコハマに集い」、作品発表やレクチャー、制作秘話、企業の新製品紹介、技術デモンストレーションなどを、料理とお酒を提供しながら楽しもうというもの。2004年から続いている月例イベントで、今回が48回目。
今回は「プレ・ビズってなんだ!」と題し、映画制作の中で普及しているプレビジュアリゼーションという手法を事例や映像で発表する。プレ・ビズは、映画、映像制作の過程でCGを活用し、プロジェクトの経費削減、時間短縮につなげる手法。プレゼンターは制作ポストプロダクションのイマジカの山口聡さん。ほか、連続講座プログラムとして、CG監督の渡部健司さんが語る「SF映画入門」など。同講座では、1983年公開の映画「ライトスタッフ」を、メイキングや映像を見ながらレクチャーする。
主催する横浜のデジタルコンテンツ制作オフィス「デジタルキャンプ!」代表の渡部健司さんは「4年続けてきたハマクリも、まもなく第50回。プレビズは、映像に関わらない方にも、プロジェクトを進める上で、チームとしてイメージを共有する時に重要な手法として役立つと思います。普段見られない巨大機材も登場する予定。お聞き逃しなく」と話す。
会場はシルクセンター6階海側のラウンジ。19時15分~21時30分まで。会費は1,500円、フリードリンクと軽食付。
シルクセンターは山下公園に近接し、神奈川県、横浜市などによる横浜開港100年時に生糸・絹産業の貿易と刊行の振興を目的に設立された。館内にはシルク博物館を有し、高層階をインキュベーションセンターとして起業家に貸し出している。