日本テキサス・インスツルメンツは11月30日、宮崎駿監督作品「ハウルの動く城」(全国東宝洋画系公開、宮崎駿監督、スタジオジブリ製作)が国内12館のデジタル映写テクノロジー「DLP Cinema」を採用した映画館でデジタル上映されることを発表した。2001年に公開された「千と千尋の神隠し」の上映時のデジタル上映映画館数に比べ、今回「ハウルの動く城」では2倍以上に増え、12館での上映が決定、横浜では「109シネマズMM横浜」(GENTO YOKOHAMA内)で上映される。「DLP Cinema」は、テキサス・インスツルメンツが開発したDLP(Digital Light Processing)技術をベースに、特に映画業界のニーズに合うよう最適化された、フィルムを使用せずオールデジタルで映画を上映するデジタル映写技術で、オリジナルに忠実な色あい、高い輝度とコントラスト比、高精細な映像を実現する。また、ロングラン上映でも初日と変わらない安定した画質を提供できる。現在、全世界で250台以上のDLPシネマ映写機が設置されており、今後さらに増設される予定。日本テキサス・インスツルメンツ