横浜の地場産品「横浜スカーフ」を紹介する「横浜ファッションウィーク」が、横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区新港1)1号館で開催されている。
同イベントは横浜市内のファッション産業の振興、生活文化産業の発展を目指し、手捺染(なっせん)技術に定評がある「横浜スカーフ」を広くアピールすることを目的に開催されるもので、今年で8回目。
10月18日には 2009年度「ミス日本 海の日」の池永由宇さん、「ミス日本
空の日」の濱地やよいさん、「ミス日本ネイチャー」の貞廣恵沙さん、10月24日は「平成21年度横浜観光親善大使」の有本恵理さん、岡崎円香さんらを招き、日本スカーフ協会特別顧問講師によるスカーフアレンジメントショーを開催。
その他にも「横浜スカーフ」の歴史や製品展示、自分に合う色のカラー診断コーナー、日本スカーフ協会認定講師によるスカーフアレンジ教室、スカーフとカラーのコーディネーション・コーナーなどを開催している。
18日に行われたスカーフアレンジメントショーでは、1,000人近くの観客の前で3人のミス日本がステージに登場し、スカーフアレンジの実演で華やかに横浜のスカーフをアピールした。
横浜ファッションウィーク実行委員会委員長の五十嵐和夫さんは「横浜の伝統的な産業であるスカーフ。1枚あれば男前ならぬ女前のあがることうけあい。もちろん男性用のスカーフも取り揃えております。1枚のスカーフでいかにゴージャスになるか、代表的なスカーフの使用法、展示、即売会を行います。横浜にスカーフ有りです」と力強く同イベントをアピールした。
開催時間は10時~18時。入場無料。10月28日まで。スカーフアレンジ教室は25日の13時~14時、15時~16時に開催で事前予約必要。カラー診断コーナーは25日、26日、27日の11時~13時、14時~16時で、1人15分程度。問い合わせは、横浜ファッションウィーク実行委員会(TEL 045-201-1771)まで。
横浜スカーフは、開港以来生糸や絹製品の輸出を中心に発展してきた横浜が誇る世界的にも評価の高いシルク製品。高度な手捺染技術、ていねいな縫製でプリントの鮮やかさ、柔らかい手触りが特徴。