林文子市長と「ハヤシランチミーティング」-横浜市が新たな広聴事業

磯子区で9月に実施した「市長の『おじゃまします』」の様子

磯子区で9月に実施した「市長の『おじゃまします』」の様子

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 横浜市は、林文子市長と市民が、横浜のまちづくりについての意見交換を行う「ハヤシランチミーティング」、「ぬくもりトーク」、「市長の『おじゃまします』」という3つの集会広聴事業を実施する。

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 「ハヤシランチミーティング」は、中田宏・前市長が行っていた「カレーランチミーティング」を、メニューをハヤシライスに変更して継続するもの。公募・抽選で決定した団体やグループを昼食時間帯に市長室に招き、ハヤシライスを食べながら市民と意見交換を行う。

 ランチミーティングは、中田宏・前市長が2002年6月から月1回程度、市長室で昼食時間帯に実施。今年7月までに計84回、665人の市民と意見交換をしてきた。新市長のランチミーティングの検討過程で、若い市役所職員が「ハヤシライスでどうですか」と提案し、林市長がハヤシライスを好きだということで、メニューを変更したという。参加費はハヤシライス代等の実費700円。参加者の公募は11月より開始予定。

 また、新たな集会広聴事業として行う「ぬくもりトーク」と市長の「おじゃまします」では、市長が直接地域に出向いて市民との意見交換を行う。

 「ぬくもりトーク」では、各区局から推薦された団体・グループの活動場所に市長が出向き、その活動に実際に参加しながら市民と意見交換する。団体・グループを三渓園や市長公舎などの施設に招待する形式での意見交換も行い、年間18回程度実施する予定。10月22日には、栄区の地域サロン「ぷらっとオアシス」を訪問し、住民主体のまちづくりなどをテーマに市民と意見交換を行った。

 「市長の『おじゃまします』」では、各区の区民まつり、防災フェアなどのイベントに出向き、関係団体との意見交換を年間4~6回程度実施。9月26日には、磯子区の「磯子まつり」に参加し、福祉や子育て、防災など地域活動ついて市民と意見交換を行った。

 横浜市市民活力推進局広聴相談課の眞鍋邦子課長は「市民が本当に望んでいることは何かを知り、市民の声を直接聞きたいという市長の思いから、より多くの市民の皆さまと直接話をする機会を持つこととなりました。地域の課題解決のためにも団体の活動が大事なこと。今後の活動の励みになればと思います。ランチミーティングは抽選ですが、公募型でどなたでも参加できます」と話している。

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