「ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター(YCC)」(横浜市中区本町6)で11月17日より、アーティスト向け講座「アートと法律」が開催される。
同講座は、アーツコミッション・ヨコハマ(ACY)が企画したアーティストを対象にしたプログラム。今回は「アートと法律」と題し、アーティストが作品を制作・発表・販売・契約・取引する際に生じる多様な権利義務について解説する。
講座は全3回で、第1回のテーマは「著作権」(11月17日)、第2回「契約」(11月24日)、第3回「ビジネスと法」(12月1日)。表現・芸術活動の研究と情報シェアリングを行うNPO法人「Arts and Law」代表の法律家・作田知樹さんが講師を務め、受講者の質疑応答を交えながら講義を進める。
1回目は著作権とは何かを学び、美術作品と著作権の関わりについてポイントを踏まえて考察する。2回目は契約書の読み方、書き方、交渉の場への持ち出し方について。3回目は法的トラブルやクライアントとのやりとりなど実践を踏まえた講座をおこなう。
開催時間は19時30分~21時。受講料は全3回で1,500円(1ドリンク付、1~2回の参加でも同料金)。定員は先着50人。
ACYの池田怜奈さんは「アーティストの方が自分の作品の権利を守るために著作権を学ぶことはとても大切。しかし、著作権や契約に関する理解はまだ低いと思います。今回はアーティストに関わる複雑な法律について、参加者のケースに合わせて分かりやすく解説しますのでぜひ参加して欲しい」と話す。
会場はヨコハマ・クリエイティブシティ・センター3階。申し込みはアーツコミッション・ヨコハマ(TEL 045-227-7322)まで。