パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で11月12日より、世界のキルトが集まる「第17回 インターナショナル・キルトウィーク横浜2009」が開催されている。
「夢・出会い・感動」をテーマに繰り広げるキルトの祭典で、期間中はキルト入賞・入選作品約200点の展示やトークショー、体験コーナーなど、キルトの振興・普及を目的としたさまざまなイベントを実施する。
作品は、日本・韓国・中国(台湾)を代表するキルト作家による「アジアからの新しい風」、アメリカのバラク・オバマ大統領就任式の際ワシントンで披露された「オバマキルト」、インドの伝統刺し子による「インドのカンタ トラッドとモダン」、アートから素朴派まで幅広い作品を楽しめる「ロシアンキルト」、タレント・キャシー中島さんの「愛しい大地のキルト・Aloha Aina(アロハ アイナ)」など。
会場では、作家やキュレーターによる作品解説が行われるほか、ハワイ生まれ、横浜育ちのキャシー中島さん、フリーアナウンサーの宮崎総子さん、全国にパッチワークを広めたニットデザイナーの野原チャックさんらのトークショーも開催する。
今年は横浜開港150周年を記念したジャンボキルト「みなとみらいYOKOHAMA」を展示するほか、横浜開港150周年にちなんだテーマ「海」で一般公募した522作品を一挙に公開する。
そのほか、初心者から楽しめる「キルト体験コーナー」やミシンを利用してバッグやタペストリーなどを製作する講習会も実施。「キルトマーケット」では、パッチワーク用品・手芸雑貨・キルト関連書籍などが豊富にそろいキルトの最新情報が得られる。
インターナショナル・キルトウィーク実行委員会の谷育子さんは「キルトの起源ともいえるインドのカンタやオバマ大統領就任を祝い黒人女性たちが作ったお祝いキルトなど、世界中から素晴らしいキルトがやってきます。その場で申し込める体験コーナーもありますので初心者の方も楽しんでいただけます」と話す。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。会場はパシフィコ横浜の展示ホールC・D。入場料は前売り1,100円、当日1,300円。11月14日まで。