ヨコハマNEWSハーバー(横浜市中区太田町2)で11月27日、デジタル系クリエイターらの交流サロンイベント「ハマクリ・イブニング Vol.50 Anniversary Party」が開催される。
「ハマクリ・イブニング」は、企業、大学、クリエイター、クリエーティブな事に関心のある人々を結び、互いに創造性を高め合う場として、2004年7月に初開催され、今回で50回目となる。お酒(フリードリンク)を片手に映像コンテンツやロボットなどの作品発表や、企業や研究者のレクチャーなどを楽しむことができると好評で、幅広い分野から参加者を集めている。主催は、デジタルコンテンツの制作・プロデュースオフィス「デジタルキャンプ!」。
当日は、連続講座「SF映画への誘い」として、デジタルキャンプ!代表の渡部健司さんが、大友克洋さんらが関わるSFアニメーション「ロボット・カーニバル」を紹介する。プレゼンテーションには、映像制作の中で使われるプリビズ手法の「バーチャルトラッキングカメラ」セットが登場し、イマジカの山口聡さんと中野久さんが解説する。
また、3D時空間マップ上の新宿をタッチパネルで操作する「c-loc」とメディアアート展「トレジャー・シティ」を東京工芸大学講師の野口靖さんが紹介するほか、12月にJICA横浜で開催するNPO法人ABCジャパン主催の「ブラジル日本映画祭2009」を、映像をサポートしているsomething newの薮谷篤さんより、黄金町の映画館「シネマ・ジャック&ベティ」支配人の梶原俊幸さんらがそれぞれの活動を紹介する。
渡部健司さんは「国内のクリエイティブ産業、デジタルコンテンツ業界が芳しくない中、人と人が出会う中で生まれるアイデアやディスカッションから、自分の制作に生かせるものを見つけられる場づくりを目指し、これからもハマクリを続けていきたい。ただ聞きに来るだけでなく、自分をアピールする場としてぜひ使ってほしい」と話す。
「ハマクリ・イブニング」は27日、ヨコハマNEWSハーバーで、19時15分~22時まで、会費=1,500円、学生は1,000円、フリードリンク制。