横浜中華街の高級中国茶専門店「緑苑」(横浜市中区山下町220)で11月28日と29日、プロに学ぶ「中国茶お楽しみサロン」が開催される。
同イベントは、現在行われている食の祭典「第2回 美食節 横濱中華街フ-ドフェスティバル 」の一環で、中国茶の手軽でおいしいいれ方のコツを学ぶことのできるサロン。主催は横浜中華街発展会協同組合。
当日は、日本中国茶普及協会理事の周永泰さんが講師をつとめ、中国の食文化と深い関係にあるお茶の楽しみ方を伝授。サロンでは、現地から仕入れた新鮮な茶葉と中国茶の道具(茶器)が1人1セットずつ用意され、参加者は茶器の使い方を学びながら甘みを大切にした中国茶ならではの味わいを楽しむことができる。菓子付きで、毎回異なる種類の茶葉を提供。
中国茶には多くの種類があり、発酵方法の違いにより、それぞれ緑茶、青茶、紅茶、黒茶、黄茶、白茶という色の名前に6大分類される。種類によりおいしくいただく最適温度は70度~75度、80度~90度、100度とさまざまで、蒸らし時間も50秒、1分、3分と幅広く、中国茶のいれ方や味わい方は茶葉によっても異なるといわれている。
周さんは、「『緑苑』は『時間』『空間』『味』をゆっくり堪能できる、中国茶を専門に扱う数少ないお店です。1時間のサロンで中国茶の繰り広げる別世界をぜひお楽しみください」と話す。
サロンは各日4回開催で、12時~、14時~、16時~、18時~。1回1時間。参加費は1,000円、各回定員15人で先着順。申し込みは「緑苑」(TEL 045-651-5651)まで。
周さんは中国茶に20余年携わる中国茶の専門家。中国茶専門店「緑苑」と中国茶芸館「茗香閣」のオーナーを務める傍ら、日本全国で数々の講演を開き中国茶普及につとめている。
「第2回 美食節 横濱中華街フ-ドフェスティバル 」の開催期間は12月6日まで。