地ビールを製造販売する横浜ビール(横浜市中区住吉町6)は、12月1日より新商品「クリスマスIPA(アイピーエー)」を発売開始する。
「クリスマスIPA」は、横浜ビール初の試みとなるクリスマスに向けた限定ビール。クリスマスの時期に市場に黒ビールが多く出回るなか、「クリスマスの夜を1人で過ごす苦い思いをしている方へ、更に苦い思いをしてもらおう」というコンセプトのもと開発された商品。
IPAは、強いホップの苦味と高いアルコール度数を特徴とするビール。今回発売する商品は、強い苦味と柑橘香を特徴としたアルコール度数7.0%で色合いは深いレッド。ラベルはイラストレーターの勝野真美さんによるデザインで、自転車を運転しビールを届けるサンタの姿がユーモラスに描かれている。クリスマスカラーである緑と赤をラベルとビールの色合いで表現し、クリスマスらしさを演出したという。
価格は578円(330ミリリットル)、限定2,000本。販売はそごう横浜店、高島屋横浜店、東急ハンズ横浜店ほか。
横浜ビール醸造長の鈴木真也さんは「希少価値の高いアメリカ産ホップを使用したしっかりとした味わいのビールに仕上がっていますので、クリスマスを問わずいろいろな場面で楽しんでほしい」と話す。
横浜ビールは、本場チェコスタイルのピルスナー、ドイツスタイルのアルトやヴァイツェン、横浜開港時のビールを現代風にアレンジしたインディアペールエール(IPA)などをつくる地ビール醸造所。醸造所に併設したレストラン「ソルポンテ驛(うまや)の食卓」とバー「PIVOVAR YOKOHAMA」(横浜市中区住吉町6)で樽生ビールを飲むことができる。