NPO法人スペシャルオリンピックス日本・神奈川(SON)による「第11回継走リレー大会」が12月12日、山下公園(横浜市中区山下町279)で開催される。
スペシャルオリンピックスは国際的なスポーツ組織で、知的障がい者に日常的なスポーツトレーニングの場を提供、社会参加の支援を行っている。現在では世界で175カ国以上、約310万人がアスリートとして活動に参加しており、SONでは約400人が登録している。
今大会は公園内を走る1,000メートルと500メートルのコースがあり、1チーム2~3人の駅伝方式でたすきをつないでゴールを目指す。参加者は7歳から39歳までの約30人で、会場設営や運営、伴走などをボランティア約30人がサポートする。
オープニングでは点火式や選手宣誓、ラジオ体操などが行われるほか、スタート時には旭区を拠点に活動する和太鼓クラブ「若葉太鼓」が演奏を披露する。ジャズ演奏やよさこいチーム「舞踊工場」によるよさこい体験などのアトラクションも用意し、参加者と一体となって会場を盛り上げる。
SON・継走リレー横浜地区実行委員の大貫友歌さんは「本大会の合言葉はRun! Run! Run!です。Runは『走る』という継走リレーをイメージしたのはもちろんですが、何よりアスリート、ボランティアがこのイベントを楽しんでいることが伝わればいいなという意味も込めました。参加は既に申し込みを締め切っていますが、ぜひ山下公園に応援に来てください 」と話す。
開催時間は12時30分~15時30分、リレーのスタートは12時40分を予定。雨天中止。