横浜の新しい魅力を紹介する「横浜ローカルツアー みなとみらい線デザイン探訪の旅」が、1月30日に開催される。
横浜ローカルツアーは、歴史的建造物を活用しアーティストや創作活動の支援を行う「ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター(YCC)」が、さまざまな視点から横浜の「ヒト」や「コト」を紹介するもの。7回目の開催となる今回は「駅デザイン」にフォーカスし、「みなとみらい線デザイン探訪の旅」と題して、2004年2月に開業した横浜の中心エリアを結ぶ「みなとみらい線」の横浜駅から元町・中華街までの行程4.1キロメートルを巡る。
みなとみらい線の各駅には、伊東豊雄さん(元町・中華街駅)、内藤廣さん(馬車道駅)、早川邦彦さん(みなとみらい駅)など5人の建築家がそれぞれ「アーバンギャラリー」という発想のもと、街の特性や歴史を取り入れて設計した個性的なデザインが施されている。
当日は馬車道駅改札前に集合した後、元町・中華街駅、日本大通駅、みなとみらい駅、新高島駅、馬車道駅のルートをレクチャーを交えながらまわる。案内人は、鉄道開業に携わった横浜市交通局の大西順一さんと横浜高速鉄道の高木一行さん。ツアーの最後には、YCC(中区本町6)で講座を行う。カフェレストラン「80*80(はちまるはちまる)」のケーキ付き。
参加費は大人1,000円、高校生以下700円。定員15人。みなとみらい線一日乗車券は各自用意。馬車道駅改札前集合は13時15分。開催時間は13時30分~16時。申し込み詳細はYCC公式サイトより。
主催する横浜市芸術文化振興財団の菅原幸子さんは「今回取り上げるのは身近でありながら忙しい中で見過ごしがちな『駅』。普段何気なく利用している駅は貴重な歴史がたくさん詰まった場所です。ツアーでは今まで知らなかった新しい発見をしていただけると思いますので、建築・デザイン・鉄道好きの方に是非ご参加いただきたい」と話している。
みなとみらい線は昨年10月22日に利用者が3億人を突破した。