ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター(横浜市中区本町6)で1月16日から、昨年に市内で行われた地域型アートイベントを振り返る「横浜アートサイト展2009」が開催される。
「横浜アートサイト」では、「わたしたちの住む街を、アートで楽しくしよう!」をテーマに、2008年から住民とアーティストらが協力して市内のさまざまな場所で地域密着型のアートイベントを実施している。今回のイベントでは、昨年のアートサイトの活動を振り返ると同時に、地域型アートイベントのこれからのあり方を検討する。
期間中は、2009年に「横浜アートサイト」の各イベントに出展された作品や各団体の活動の様子などを1階ホールで展示。併設カフェの有機野菜メニューを味わいながら、さまざまなアート作品の鑑賞が楽しめる。
また、16日14時からは3階スペースで「横浜アートサイト2009」シンポジウムを開催。昨年7月から12月にかけて市内6カ所で行われた各アートサイトの活動報告プレゼンテーションに加え、市民がつくる地域に根ざしたアートイベントや住民とアーティストの交流、今後の展開などをテーマにディスカッションが行われる(要予約)。
シンポジウム終了後の17時30分からは、横浜アートサイト2009を食の側面から振り返る交流パーティーも実施する(参加費1000円、要予約)。
横浜市芸術文化振興財団・横浜アートサイト担当の山本紀子さんは「今回は、アートサイト全団体の作品や概要を見ていただける展示にあわせ、シンポジウムでイベント報告のプレゼンテーションと今年度の総括ディスカッションを行います。フード・アーティストが食の側面からアートサイトを振り返る交流パーティーもありますので、ぜひご参加ください」と話す。
展示の開催時間は11時~19時。入場無料、1月18日まで。シンポジウム・交流パーティーの参加予約はメールまたはFAXで。