太陽エネルギー時代に向けた太陽光発電導入説明・相談会「フォーラム神奈川2010」が1月23日、「横浜市開港記念会館」（横浜市中区本町1）で開催される。

　プログラムは午前・午後に分かれ、第1部は「太陽光発電の導入説明・相談会」を実施。太陽光発電の有効性及び日本や世界における導入の現状、太陽光発電システムの設置方法、技術開発の動向と今後について説明し、導入に関する各種相談を受け付ける。

　第2部は、フォーラム「普及拡大の太陽光発電そのトラブル対策」。太陽光発電の大量普及で生じる具体的な問題について基調講演を行う。産業技術総合研究所主任研究員の加藤和彦さんが「太陽光発電トラブルの状況とその対策」をテーマに、太陽光発電所ネットワーク事務局長の都筑建さんが買取制度導入を巡り「大量普及時代を迎えた市民の役割」について講演する。

　イベントを主催する太陽光発電所ネットワーク 神奈川地域交流会代表の横谷公雄さんは「第1部の説明・相談会では、太陽光発電が地球温暖化にいかに有効であるのかを分かりやすく説明しさまざまな相談に応じます。2部では利用者が実際にトラブルに遭遇した体験談を発表します」と話す。

　開催時間は第1部＝10時～12時（受付9時30分）、第2部＝13時～16時（受付12時30分）。会場は1階1号室、参加無料。

　太陽光発電所ネットワーク（PV-Net）神奈川地域交流会は、NPO法人「太陽光発電所ネットワーク」の神奈川県の地域組織。県内の太陽光発電設備設置者の交流と設備の普及を目的とした環境教育・環境学習活動などを行っている。