神奈川県庁本庁舎（横浜市中区日本大通1）で2月3日、環境共生都市を考える「平成21年度 環境と共生する都市づくりフォーラム」が開催される。

　神奈川県では環境と共生する都市圏の形成に向けて県央・湘南地域の都市づくりを進めており、そのモデル都市となる「ツインシティ」の整備について協働研究を行った8つの企業・団体グループと県が「ツインシティ研究パートナー連絡会」としてさまざまな活動を続けている。今回は基調講演とディスカッションを通して環境共生都市の実現に向けた取り組みを検討する。主催はツインシティ研究パートナー連絡会および神奈川県。

　フォーラムは2部構成で、第1部は、千葉大学大学院の村木美貴准教授による基調講演「低炭素型都市計画のあり方～英国の取り組みを通じて」、第2部は、環境共生都市を実現する「技術」と「ライフスタイル」をテーマにパネルディスカッションを行う。パネリストは村木准教授、NPO法人かながわアジェンダ推進センターの中嶋義臣さん、計画技術研究所の須永和久さん、三菱地所設計の河合康之さん、神奈川県県土整備部環境共生都市整備担当課長の小林純一さん。コーディネーターは横浜国立大学大学院の佐土原聡教授が務める。

　開催時間は14時～16時30分（開場は13時30分）。1部＝14時～15時、2部＝15時10分～16時30分。会場は本庁舎3階大会議場、入場無料。問い合わせは神奈川県環境共生都市整備担当（TEL 045-210-6033）まで。申込締切は1月29日。