横浜馬車道アートギャラリー(横浜市中区常盤町4、TEL 045-662-3111)で1月28日から、横浜書道連盟(港南区)主催による書道展「第53回 横浜書道連盟 同人展」が開催される。
同展は1950年から始まり、今年で53回目を迎える歴史ある書展。昨年は掛軸など113点の書が出展された。出展される書は主に横浜書道連盟の役員の作品。さまざまな流派の役員が所属しているため、書展としては珍しく流派の枠を超えて書を楽しむことが出来る。
横浜書道連盟会長の前田聖峰さんは「同人展は役員展という形をとっているので高齢層の作品が並びますが、横浜書道連盟は他の団体と比べて、若い会員が多いと思います。最近は高校書道部を舞台にした漫画のドラマ化や、大掛かりなパフォーマンスの『書の甲子園』などで若者の書道に対する関心が高まっていると感じます。今後は若い人の作品も紹介しながら書道を広めていきたい」と話す。
開催時間は10時から18時(最終日は17時終了)。入場無料。2月2日まで。
横浜書道連盟は横浜市の書道家らが集まり1946年に結成。同団体は大作の書も並ぶ「浜書展」や岡村天満宮(磯子区)で行われる筆供養なども主催している。