ヨコハマ倉造空間実行委員会は12月19日、新山下にある横浜家具の工房「蓮華草元町工房」にて、子供たちが自分で切った間伐材で創作木工するワークショップ「どんぐりっ子の森づくり~どんぐりっ子でどんじゃらホイ~」を開催した。これは横浜YMCAが道志村ネイチャーランド・オムで毎年行っているキャンプにおいて昨年から始めた林業をテーマにしたワークショップ「どんぐりっ子の森づくり」の一環として行われたもの。テーマは「提案と協働」で、11月に子供たち自身が道志の山々で間伐した木材を材料に、子供がそれぞれ作りたい創作木工のミニチュアをつくり、グループに分かれて誰のデザインを作るか決め、それぞれのグループで一つの木工作品をつくるというもの。蓮華草元町工房の家具職人による実演指導のもと、25名の小学生が4つのグループに分かれてシーソーやベンチなど4つの創作木工を制作し、19日に仕上げと発表会が行われた。ヨコハマ倉造空間はNPO法人設立準備中のプロジェクトで、2005年春に横浜市内に事務局を構える方針。事務局を務めるNPO日本森林ボランティア協会理事の吉川英宏氏は、「子供が自分たちでルールを決めることで自主性を伸ばすとともに、作業を通して木のライフサイクルを学んでもらいたい」と語る。日本森林ボランティア協会 横浜「どんぐりっ子でどんじゃらほい」