「ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター(YCC)」(横浜市中区本町6)で3月24日、「横浜トリエンナーレ学校vol.3」が開催される。
横浜トリエンナーレは、2001年に始まった現代美術の国際展で、第2回展は2005年に、第3回展は2008年に開催された。第4回展「横浜トリエンナーレ2011」は2011年に開催される予定。これまで3回の開催で、延べ3,400人以上の市民がボランティアやサポーターとして活動してきた。
「横浜トリエンナーレ学校」は今年1月より、横浜トリエンナーレ・サポーター事務局が開催しているプログラム。文化活動のサポートのための講座やワークショップなどを月に1回行っている。
3回目となる今回は、「美術界のメディエーター ~アート・ボランティアの解題~」をテーマに、横浜美術館館長の逢坂恵理子さんを講師に迎え、アート・ボランティアの活力とは何かを、事例とともに読み解く。
逢坂さんは東京生まれで、学習院大学を卒業後、国際交流基金、ICA名古屋を経て、1994年より水戸芸術館現代美術センター主任学芸員、1997年より2006年まで同センター芸術監督を務めた。2001年に第49回ヴェニス・ビエンナーレで日本館コミッショナーを務めるなど、多くの現代美術国際展を手がけてきた。昨年1月までの森美術館アーティスティック・ディレクターを経て、同年4月より現職。
開催時間は19時30分~21時で、参加費無料・事前予約不要。問い合わせは横浜トリエンナーレ・サポーター事務局(TEL 045-325-8654)まで。