横浜赤レンガ倉庫1号館3階(横浜市中区新港1)で4月17日、音楽イベント「194th KIRIN LAGER CLUB Bellows Lovers Night vol.9」が開催される。
ベローズ ラヴァーズ ナイト(Bellows Lovers Night)は、今年で9回目を迎えるアコーディオン、バンドネオンの祭典。アコーディオンの原形「ハンド・エオリーネ」=蛇腹(じゃばら)楽器の生誕200年を祝う2022年までのカウントダウンライブとして、世界的アコーディオニスト「coba」の呼びかけで2002年に横浜でスタートした。
毎回、各都市ならではの出演者・プログラム構成に注目が集まり、2009年の横浜開催では、数学者の秋山仁さんが特別出演し、地域密着型の新しいイベントとして話題を呼んだ。
出演者は、同イベント仕掛け人のcobaさん、丸茂睦さん、生水敬一朗さん、横浜で路上ライブを行っている遠峰あこさん、小春さん、檜山学さん、かとうかなこさん。当日は友情出演にお笑いグループの「ポカスカジャン」、特別出演として、昨年同様秋山さんが登場する。
cobaさんは「ヨーロッパで生まれたアコーディオンが、港をわたって世界各地に広まったように、横浜から、名古屋、神戸へと日本各地の港を舞台に、今をときめく蛇腹アーティストが集結し個性あふれるサウンドを響かせます」と話す。
会場は横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール。開演17時、開場16時(終演は20時30分予定)。チケットは一般・指定席4,800円、一般・スタンディング3,800円(各1ドリンク付)。
日本語で手風琴(てふうきん)と呼ばれる「ハンド・エオリーネ」は1822年、楽器製造業者のクリスチャン・フリードリヒ・ブッシュマンがドイツのベルリンで発明した。