横浜赤レンガ倉庫1号館3階(横浜市中区新港1)で4月18日、湘南アルゼンチンタンゴダンス同好会創立20周年を記念した「赤レンガ タンゴフェスティバル」が開催される。
横浜のタンゴダンスの発展普及を目的としたイベントで、当日はミロンガ(タンゴのダンスパーティー)をはじめ、プロのダンサーによるパフォーマンス、映画上映など、アルゼンチンの風土や文化を紹介するさまざまな催しを行う。集客目標は500~800人。
大ミロンガは、若手3楽団(古橋ユキタンゴセステート、キサスタンゴ、仁詩クァルテート)による演奏のもと自由に踊りを楽しむことができ、17時からのミロンガでは、抽選でパフォーマンス出演者と組めるラッキーダンスを予定している。
パフォーマンスはペアの「カロリーナ&エンリケ・モラレス(アルゼンチン)」、「ルシア&アルバロ・サラス(チリ)」、「レアンドロ・オリベール&ライラ・レスク(アルゼンチン)」が出演し本場のダンスを披露。古橋順越さん(バンドネオン)、大塚典さん(ピアノ)のデュオによるサロンコンサートも実施する。
初・中級者を対象にした「ダンスレッスン」では、タンゴダンスの基本(男女別)を学ぶことができる。講師はルシアさんとアルバロさん。受講料は1人1,000円。
ホワイエでは、アルゼンチンタンゴの映画やダンスショー、アルゼンチンの風土文化を紹介するDVDの上映を行い、ドリンク(ビール、ワイン、ソフトドリンク)や軽食(アルゼンチンの家庭料理「エンパナーダ」、サンドイッチなど)を販売。エントランスホールの「アルゼンチン物産展」では、マテ茶、ワイン、靴・衣装、塩などの展示・即売を行う。
湘南アルゼンチンタンゴダンス同好会の海部英一郎さんは「『横浜はタンゴがよく似合う』と言います。日本でタンゴダンスが踊られるようになったのは20年ほど前のこと。今では毎日どこかでダンスパーティーが開かれ、レッスンが行われています。今回の赤レンガフェスティバルでは、若い元気な3楽団を迎え、おそらく日本で初めて楽団演奏の中で踊ります。もちろん音楽を聞くだけの方の席もございますので、是非ご来場ください」と話している。
会場は横浜赤レンガ倉庫1号館3階大ホールとホワイエ。開場13時、開演14時(19時終演予定)。チケットは前売2,500円、当日3,000円。
湘南アルゼンチンタンゴダンス同好会は1990年4月、湘南地区のアルゼンチンタンゴ愛好者が集まりタンゴダンスの研修と親睦を目的に設立された。