6月上旬にみなとみらい21地区にオープンする、キャプテン翼スタジアム「SPORDIUM YOKOHAMA(スポージアム横浜)」(横浜市中区北仲通5)の記者発表会が4月30日、北仲ブリック(中区北仲通5)で行われた。
スポージアム横浜は、サッカーに関するビジネスを展開する「フロムワン」(東京都中央区)が総工費約2億円をかけて運営する複合的スポーツ施設。多目的フットサルコートをベースにさまざまなスポーツが楽しめるスポーツコンプレックスの開発を企画した施設で、面積は約1,800坪。敷地内には、マンガ「キャプテン翼」の登場キャラクターの名にちなんだ「若林コート」「岬コート」「翼コート」の多目的フットサルコート3面とクラブハウス「TSUBASA HOUSE」からなる「キャプテン翼スタジアム」のほか、スポーツカフェ「TSUBASA cafe」、横浜みなとみらいビアガーデンを併設する。
キャプテン翼スタジアムは、屋外・ショートパイル人工芝3面(各縦30メートル×横16メートル)、クラブハウス(男女共、更衣室・シャワー完備)の施設を完備し、サッカー・ソサイチ(7~8人制サッカー)、テニス、ラクロス、ゲートボール、体操、ダンス、ランニング教室など、多彩なスポーツに対応する。営業時間は平日10時~23時、土曜・日曜・祝日9時~23時。
TSUBASA cafeは、30周年を迎える「キャプテン翼」をモチーフにしたスポーツカフェで、店内には、同作品の原作者・高橋陽一さん所蔵のサッカーボールやユニフォームなど懐かしい「翼グッズ」が展示され、大型プロジェクターでスポーツ観戦を楽しむことができる。みなとみらいを一望する開放的なオープンテラスも設けられ、今後は同作品にちなんだオリジナルメニューを高橋さんの意見を取り入れながら検討していくという。
記者発表では、高橋さんによるイラストの公開もあり、翼くんを描いた後、高橋さんは力を込めて「夢を追って!!」とメッセージを残した。
「30周年の記念の年、しかもW杯イヤーに、日韓W杯決勝の舞台となった横浜の地に、念願だった『キャプテン翼スタジアム』をオープンすることができ、本当にうれしく思い、何か縁を感じる。みなさんがこの地に来て、一緒に夢を見られる、そういう発信地になってもらえたら」と語る高橋さんは、「翼くんの夢は『W杯で日本を優勝させること』。このコートでボールをけった子どもが、将来W杯に出るような選手に育ってほしい」と、同作品の生みの親らしいコメントも。
フットサルコートの利用料金は、ビジター(平日昼間1面1時間)が1万円。5月10日に準備室をオープンし、予約受付をスタートする。詳細は「キャプテン翼スタジアム」ホームページより。
オープン記念キャンペーンとして、メンバー登録した先着100チームに、高橋さんの直筆サイン入り「キャプテン翼スタジアム」オリジナルフットサルボールプレゼントなどを実施する。