横浜市緑政局は1月6日、市民との協働で身近な雑木林など緑を守るための「よこはま協働の森基金」を創設すると発表。小規模樹林地を保全する新たな仕組みとなる同基金は、1,000平米から5,000平米の良好な樹林地を主な対象とし、買い取りを希望する市民が集める資金と「協働の森基金」の資金とを合わせて、小規模樹林地を「協働の森」として取得するもの。まず、市民が土地の所有者と調整のうえ、取得希望を市に相談・申請する。市は対象地を審査し、管理や費用負担に関する協定を結ぶ。市民側は林の取得費用の1割以上を負担し、残りを基金から支払う。買い取り後の林の維持管理は、市民がおこなうというもの。市は基金を毎年積み立てるとともに、広く市民・事業者からも寄付を募集する。小規模な林を守るためのこのような基金は全国でも初めてとのこと。横浜市緑政局