パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)で5月19日から21日まで、世界から最新技術と製品が集う「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展 2010」が開催されている。
同展は自動車産業に携わる人々、企業が最先端の技術情報について交流を図る場で、会期中は自動車・部品・材料メーカー、CAEソリューション、 カーエレクトロニクス関連企業などが出展し、各社の最新製品と技術を紹介する。昨年の出展社数は338社、来場者数は51,446人。今年は6万5千人の来場者を見込む。主催は自動車技術会。
19回目を迎える今年は、テーマ「低炭素社会の実現に向けて~街に走り出すエコカー~」のもと、環境に対する技術の進化を紹介する。内容は、電気自動車・プラグインハイブリッド・燃料電池車・水素燃料車などを使ったエコカーによる公道走行の試乗体験、四輪・二輪・電動自転車などの車両展示、これからの社会と暮らしに向けた近未来のジオラマや映像展示など。
特別フォーラムとして、20日は「低炭素社会への各社展望~街に走り出すエコカー」と題し、各社の技術者が日本の次世代自動車開発について、講演とパネルディスカッションを行う。
また、出展社が技術情報をプレゼンテーションする「新製品・新技術紹介コーナー」、ドライブレコーダーの最新技術を紹介する「ドライブレコーダーコーナー」、第60回自動車技術会賞の受賞内容をパネル紹介する「自動車技術会賞コーナー」も設置。
会場では先着25,000人に「展示会ダイジェスト」を無料配布する。
同展示会企画委員会の増田義彦委員長は「見て、触れて、体験する『人とくるまのテクノロジー展』。多くの皆様に自動車技術を通して社会に貢献する自動車技術会の活動をご理解いただければ幸いです」と話している。
会場はパシフィコ横浜の展示ホール。開催時間は10時~17時。入場無料(要登録)。問い合わせは自動車技術会(TEL 03-3262-8211)まで。